2009/11/21(土)「オールスターチーム対抗大喜利合戦〜木村さんチームvs竹若さんチーム〜」@よしもとプリンスシアター

品川の吉本の劇場、初めて行ってきました。
売店のブロマイドにおびえつつ入ると、ど真ん中の席。


バッファロー吾郎主催(?)の大喜利イベント、
出演は、バッファロー吾郎野性爆弾大山英雄小薮千豊椿鬼奴、ピース、おーい!久馬、と豪華。
ストイックなD関とは違って、チーム対抗でいろんな企画をやっていく形で
いまいち、このへんの「イベント」の感覚に疎いので
げらげら笑いつつ、新鮮なような、違和感を感じるような感じでした。



以下は、感想メモ。


・全体にただよう余裕の感じ。誰もガツガツ前に出ない。
 お客さんもそれを求めているのかな?私はちょっと物足りない。
 メンツが豪華なわりに、わちゃわちゃする盛り上がり、
 みたいなのはほとんどなかった。

・吉本のあのへんの中堅どころはどのくらい稼いでいるんだろうか。

・SEがいちいち入る(ピロリーンとか)のは、いいけど、タイミングが微妙。
 あと音の感じもセンスがいまいち。ありものなのかな。正直なくていい。

・段取りがゆるゆる。司会のゴエも細かいところを把握していない。
 それを皆で確認するくだりとかも別に笑いなく、だらっとしている。
 劇場の立派さ(大きいモニタとか、椅子がゆったりとか)だけに退屈に感じる。
 中野で1500円ならまた別だけど。

・企画が盛りだくさんだったので、1問に対して1個とか、
 ちょこっとの答えしか出ないまま終わってしまうのが、
 いろんな答えが見たい私にはちょっと消化不良だった。

・コヤブさんは問題の説明不足なところをさりげなくフォローしたり、
 考えてる人にヒントを出したり、細かい仕事をたくさんしていた。
 バッファローさんはそういう役回りではないのかな。

・くーちゃんはなにかと小ボケを挟み、ひとつひとつが珠玉、
 あれでいてツッコミも説明も不要なところがすごい。

大山英雄は、テレビでたまーに見ると単に「できない人」扱いをされているが、
 生で見るとまたちょっと違うイメージ。大喜利の回答はひどかったけど。

・ロッシー不発。

ピース又吉は、いくつかキラッとする瞬間があった。
 いまいち、ピースの人気ってよくわかんないと思ってたけど、撤回。
 もっともっと回答が見たい。

・よしもとのイベントで、それを好きな人が集まっているから当然ちゃ当然だけど、
 ますます、よしもと的な「先輩・後輩」を前提としたやりとり、
 みたいなのが苦手な昨今。